小新女性クリニック

お薬についてMedicine

当クリニックで処方する
お薬について

診療される疾患や症状によって、必要であればお薬の処方を医師から提案されることもあるかも知れません。ここでは、婦人科でよく処方されるお薬について説明をいたします。

お薬の特徴

鎮痛剤
消炎鎮痛剤や鎮痙剤を使用します。内服薬や座薬、痛みの状況により点滴療法を行う場合があります。
ホルモン療法
避妊目的や機能性月経困難症、月経前症候群の治療には、2種数の女性ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)を含むEP配合剤と呼ばれる薬を用いいます。機能性月経困難症または器質性月経困難症に対しては、上記配合剤の他、黄体ホルモン単体薬による治療や脳下垂体に直接働きかける治療薬を用いる場合があります。 IUS(黄体ホルモン内包リング)をお勧めする場合もあります。
緊急避妊ピル
(アフターピル)
避妊をしない性交、経口避妊薬の服用忘れ(1剤目に48時間以上内服しなかった場合)、腟外射精、コンドームの破損・脱落、不適切な使用のときなど、お話を聞いてから薬剤を処方します。アフターピル内服後、次回月経までに性交渉がある場合は、経口避妊薬を追加処方する場合があります。
ホルモン補充療法
(HRT)
欠乏している女性ホルモン(エストロゲン)を補充する治療です。内服薬、貼付薬、ジェルなどがあります。 更年期症状の中で顔のほてり・のぼせ (ホットフラッシュ)・発汗などに対する効果が期待できます。リスクもあるため、問診や血液検査などを行い、身体の状態を確認した後に慎重に行います。

お薬への考えと取り組み

薬の効き目と時間薬の効き目と時間

お薬の種類よって、効果が表れるのに時間がかかる場合もあります。途中で止めてしまったりする前に、医師と相談をしながら、継続や中止を判断してもらうことが望ましいです。

副作用が出た時には副作用が出た時には

眠気や口渇、めまい、立ちくらみ、便秘、下痢など、副作用が起こる場合があります。時間と共に落ち着くこともありますが、受診時の症状と異なる症状でお困りの方は、早めに医師に相談をしてください。

ジェネリック医薬品ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分と量を含有し、効き目や安全性も同等な、お薬です。当クリニックでは、ジェネリック医薬品の処方も可能ですので、希望される方は、気軽に申し出てください。

医師からの指示を守る医師からの指示を守る

処方されたお薬は、服用後の経過を医師に報告し、アドバイスを受けながら、継続することをお勧めします。症状が回復しても再発予防目的として、一定期間、内服が望ましいとされているお薬もあります。